第二弾個展終了




2nd PERSONAL EXIVITION VIOLATE BLACK mix list


1. Sweet dreams/Emily Blowning

2. Skrillit/Justin Crosby

3. Ava adore/the smashing pumpkins

4. Army of me (sucker punch remix)/bjork

5. Charlie big potato/Skunk Anansie

6. The gilted hand/Radical Face

7. Play dead/bjork

8. Paranoid Android/radiohead

9. Stand inside your love/the smashing pumpkins

10.You'll follow me down/Skunk Anansie

11.Crestfallen/the smashing pumpkins

12. All is full of love/bjork

13.Delicate/Joey Fehrenbach





今回の展示コンセプトイメージに合わせたVBミックス、ギャラリー内で流していたリストです。


前回のリストが気に入った人はきっと水が合うはず。おすすめです。

新しめのも混ざってますが、主に自分が若い頃MTVとかで見かけて好きになったバンドなどが多くなりました。


自分の過去数年〜今の心境を汲んだ歌詞もわりと多かったなあ…と和訳を見ていて思いましたね。
スマパンは個性的なビリーの声と、イハくんのギターがメランコリックで好きだったのでした。




インタビューにもあったとおり、突発で決めた第二弾個展に寒い中足を運んでくださった方ありがとうございました!


私事都合が悪く延期していたプレコミック展示が主となりましたが、いつも自分に80%はダメ出しばかりしてる中今回はものすごく自分のカラーを模索しながらオールフルカラー漫画をしっかり頑張ったので、とても納得しています。
及第点に至ってないデザインや細部はもちろんたくさんありますが笑。


実際に大きく壁面にプロジェクションして動く像にしてみて、やっても誰も見てくれないんじゃないまた、と辛く刺さってもやりきってみてよかったと思えました。


完全に自己満足の自評ではありますが、単純に頑張って苦しみ愉しみを詰めこんだので、やはりこの作風をお好きな方にたくさん見て欲しいなあと思いました。
時折デフォルトで心折れつつも笑、地道に忍耐力が持つ限り発行を続けてみたいと思います。


アーティスト肌というのは、自己満足と哲学だけでもやっていけなくて、やはり納得のいくいいものが出来たなら、わかってくれるところで受け入れてもらいたいものなのだと思います。


私の場合はすべてが純度100%の好感の競り合いでないと納得できないタイプなので、面倒くさいサガをずっと自覚していますが、これだけをどうしても曲げられません。
自分には嘘をつく必要がないと思っています。
社会的に真っ当な人間力がある方は、いつもこれを真っ向から否定されます。
そんな幻想あるわけがないと。
私は幻想ではなく、あると思っています。
いる、というか。
稀に出会えることを知っているからです。
なので気づかれてないけど、大抵は相手の納得する概念に言葉を合わせてそうだよね、と頷くようにしています。


二種類の納得を使い分ける、など、VBではそういう異種とか人種の根源的な違いとか倫理観とか概念のもどかしい噛み合わなさとか、その中の別種で似た者の優しさとか、そういうものを描いていくつもりです。
難しいとよく言われますが、わかりやすく明快にはしたいんですけど、自分の言葉でわかりやすく表現していることをそれがいい!と好んでくださる方が少なからずいるので、それにはいつも背中を押されてます。




今回は空間デザインや原稿も今まで以上にベストに納得はできましたが、あまり予想より見に来てはいただけませんでした。
もちろん本のほうも。


ミステイクな寒い時期柄、大きなイベント前で遠征はそれまでされない方も多いからだとも思いますし、人の関心はすぐに逸れます。

それでもじわりと時間を経て何か別の軌跡にいつか繋がることもあるだろう、どこかで見ている人もいるだろうと思うので、一旦萎んだ気持ちと見るだけの価値観をうまく与えられなかったことをばねにまたすぐ次の展開を考えだしていますので、次のハードルをお愉しみに。


本のほうは、できれば本当に頑張りましたので、是非お手に入れて一度見てやってください!
口に合えば本望、合わなくてもそれでいいです。




過去趣味作品のほうは、引きこもっていた間の自分のスキルラインのプロファイルとしてまとめました。
愉しみの果ての二次的な創作物ではありますが、今の自分にとっては過去から積んだ大事なスキルと自分がストレスなく気ままに表現していた用法などの総まとめでもあります。


二次趣味本の発行はこれが最後の一冊になるので、そのジャンルが好きな方でも私のタッチが好きな方でも、オリジナルへの関心のきっかけか何かにでも繋がってくれたらいいなあと思います。
無償で影でひっそり息抜きとして二次創作は続けていると思いますが…笑。


とりあえずどっちも頑張った形だから買ってほしいな。
単純にそれだけです笑。

年内発送分は12/25までオーダー受け付けてております。



次回からは無料展示というスタンスから、もっと特別感を抱いてもらえる形態へ変化します。
なるべく口にして後悔をさせない工夫は頑張れたらと思います。
口にした方それぞれにより、すべてが美味しいオレンジ味にはならないかもしれませんが。


終盤にファンの方たちと各自の性癖についてのお話をさせていただいて、やっぱりマイノリティがマイノリティのための悦びを共有するのが私の納得と幸せだなと改めて感じました。


それを好きな人に皿の裏まで丁寧に舐め回してもらえる、好いと感じてもらえる。
それをようやく見つけた時の大きな歓びを覚えてもらえる。
全部私が、そういうものをやっと重箱の隅をつついて発掘できた瞬間に感じる貴重な幸せです。
ここにも、いる。


若手の同人作家さんよりまったく売れませんが、欲しいもののためにのみ、私は動けています。
大抵電気の繋がらない失敗ばかりです。


身近な方のあったかい支援をいただきつつも、一人操業で至らない点も多々ありますが、
次回もよろしくね!




追記:
差し入れやお手紙などをくださった方々ありがとうございます!
立派でファンタジーでロマンスなレインボーなお花をくださったお客様も、ありがとうございました!
少し前に、私が鼓舞用に花瓶に活けていたのを見てくださってたのかなあと思いました。
またしばらくギャラリー内をささやかに賑わせてくれたアレンジメントたちで部屋が潤いそうです。
私などのためにありがとうございます。